
車ならJAFを呼べますが、自転車は出先でパンクや故障をすると、押して歩いて帰るしかないのが長年の実情でした。自転車ロードサービスは、そんなときに電話一本で駆けつけ、動かなくなった自転車ごと自宅や目的地まで運んでくれるサービスです。通学や通勤の途中、河川敷サイクリングの折り返し地点、電動アシストのバッテリー切れ——「そこから10km押して帰る」場面を思い浮かべると、その心強さがわかります。
結論:自転車ロードサービスが要るのは、通勤・通学・ロングライド・電動アシストで「出先で動けなくなったら帰れなくて困る」人です。近所の買い物が中心の方は、無理に付けなくても大丈夫。賠償だけならローソンの保険(年3,840円)で足ります(→家族全員カバーの入り方の記事へ)。
買った理由と選んだもの
CycleCall と au損保Bycle の正直比較

両方の公式サイトの現行条件(2026年7月確認)で比較します。
| ZuttoRide CycleCall | au損保 Bycle | |
|---|---|---|
| 性格 | ロードサービスが主役(保険はM/Lのみ) | 保険が主役(全コースにロードサービス付帯) |
| 料金 | 年3,400円(S)/4,300円(M)/5,200円(L) | 月340円〜(本人ブロンズ)・家族タイプは月650円〜 |
| 搬送 | 年4回・1回50〜100km(プランで変動) | 希望の場所へ50kmまで無料搬送 |
| 出張修理 | — | 自宅への出張修理あり(部品代は自己負担) |
| 賠償責任 | M/Lのみ最大1億円+示談交渉 | 全コース2〜3億円+示談代行 |
| ケガの補償 | — | あり(自転車事故は保険金2倍・ヘルメット特約) |
| その他 | 24時間365日・年齢国籍制限なし・電動のバッテリー切れも対応 | アプリ「自転車の日」でGPS呼び出し |
気になる点・デメリット
パンク・故障のとき、自転車保険で何ができる?(ロードサービスの範囲)
外出先でパンクしたとき、ロードサービスでできることは基本的に「その場での修理」ではなく「自転車ごとの搬送」です。各公式サイト(2026年9月23日確認)の記載は次のとおりで、外出先でその場でパンクを直すという記載は、どちらのサービスにも見当たりませんでした。
- CycleCall:事故や故障で自力走行ができなくなった場合に駆けつけ、自転車店や自宅など希望の場所まで無料搬送(最大100km・年4回まで)。利用例として「サイクリング中のタイヤのパンク」が挙げられています(出典:CycleCall公式)。
- au損保 Bycle:自力走行不能になった場合、どこからでも50kmまで自宅や自転車店などへ無料搬送。パンクやチェーン・ブレーキトラブルなどの軽微なトラブルは自宅への出張修理の対象ですが、受付日の翌日以降の訪問で、部品代は自己負担。ひとつのトラブルに搬送と出張修理の併用はできません(出典:au損保 Bycle 自転車ロードサービス)。
- ローソンで入れる自転車保険(東京海上日動):公式ページにロードサービス・搬送についての記載は見当たりませんでした(出典:ローソン公式)。
| 保険名 | ロードサービス | 搬送距離 | 年間回数 | パンク対応 | 料金 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ZuttoRide CycleCall | あり(全プラン) | 1回50km(S)/60km(M)/100km(L) | 年4回 | 利用例に「サイクリング中のタイヤのパンク」→ 無料搬送 | 年会費3,400円(S)/4,300円(M)/5,200円(L)(税込) | CycleCall公式 |
| au損保 Bycle | あり(全コースにセット・追加費用なし) | 50kmまで | 年4回(搬送・出張修理をそれぞれ1回と数える) | 外出先:自力走行不能なら搬送/自宅:軽微なパンクは出張修理(翌日以降・部品代は自己負担) | 月340円〜 | Bycle ロードサービス/Bycle 公式 |
| ローソンで入れる自転車保険(東京海上日動) | 公式ページに記載なし | — | — | — | 月320円〜(月換算・年単位の契約) | ローソン公式 |
※2026年9月23日に各公式サイトで確認した内容です。条件・料金は変わることがあるため、申し込み前に各公式サイトでご確認ください。
Q. ロードサービスだけ入ることはできますか?
A. できます。CycleCallのプランS(年3,400円)はロードサービス専用プランです。賠償保険が必要な場合はプランM/L、またはau損保Bycleを選びます。
こんな人におすすめ/おすすめしない
自転車のロードサービスは「いらない」?判断の目安
ここまでの内容を、「いる・いらない」の判断の目安として整理します。
- いる側:通勤・通学・ロングライド・電動アシストで「出先で動けなくなったら帰れなくて困る」人。「そこから10km押して帰る」場面を思い浮かべると、その心強さがわかります。
- いらない側:近所の買い物や駅までの数kmが中心の方。いざというとき押して帰れる距離のことが多く、ロードサービスの出番は少なめです。賠償だけならローソンの保険(年3,840円)で足ります。
- ロングライド派・搬送距離を最重視する人:プランLなら1回100kmまで搬送してくれるCycleCall。往復100km超のサイクリングでも「帰れなくなる」不安が消えます。
- 保険とロードサービスを1本にまとめたい人・自宅周辺での故障が多い人:全コースに搬送+自宅への出張修理が付くau損保 Bycle。
- すでに火災保険の特約やローソンの保険で賠償をカバー済みの人:ロードサービスだけを年3,400円で足せる(CycleCallのプランS)。
CycleCallが向く人
ロングライド派・搬送距離を最重視する人です。プランLなら1回100kmまで搬送してくれるので、往復100km超のサイクリングでも「帰れなくなる」不安が消えます。すでに火災保険の特約やローソンの保険で賠償をカバー済みの人が、ロードサービスだけを年3,400円で足せる(プランS)のも合理的な使い方です。
au損保Bycleが向く人
保険とロードサービスを1本にまとめたい人・自宅周辺での故障が多い人です。全コースに搬送+自宅への出張修理が付き、賠償2〜3億円と示談代行、自分のケガの補償(自転車事故は2倍)まで揃います。家族タイプ(月650円〜)なら家族全員が対象です。※お申し込みは公式サイトから(au損保 Bycle 公式)。
Q. 家族全員をカバーしたい場合は?
A. Bycleの家族タイプ(月650円〜)か、賠償だけならローソンの保険という選択肢もあります。詳しくは家族カバーの記事をご覧ください。
どちらも不要な人
近所の買い物や駅までの数kmが中心の方は、いざというとき押して帰れる距離のことが多く、ロードサービスの出番は少なめです。その場合は、条例対応の賠償だけを家族全員カバーで安く備えるのがおすすめです。詳しくはこちらの記事で解説しています。

まとめ
あわせて整えたい:出先トラブルを減らす装備

ロードサービスは「最後の保険」。ふだんの携帯空気入れ・パンク修理キット・ライトの点検で、そもそも呼ばずに済む状態を作るのが先です(わが家で実際に使っている装備のまとめは近日公開予定です)。
商品情報
申し込みの流れ(CycleCallの場合)

- 公式サイトからネット申し込み(インターネット限定)
- 自転車の防犯登録番号を用意(申し込みに必要)
- 支払いはクレジットカード・コンビニ決済・銀行振込から選択
※特定小型原動機付自転車(電動キックボード等)は加入できません。




