🚂 結論(30秒まとめ)
- 新川崎駅の目の前が機関車の基地「新鶴見機関区」。改札からすぐ、屋根つきの歩行者デッキで見放題です。
- 金太郎(EH500)・桃太郎(EF210)・国鉄色のEF65が見られ、“上から見下ろせる”のが魅力。
- 日本に4両だけのレア機DE11(2001〜2004)に会えたらラッキー。京急ストア前が観察スポットです。
- 回り方は一本道:デッキ(上から見下ろす)→ 京急ストア前(レア機DE11)→ 交通広場のフェンス沿い(真横から間近)。
- 屋根つき・ベビーカーOK・雨でも大丈夫(エレベーターあり)。料金は無料。
- 買い物は、デッキを渡った先の京急ストア新川崎店で飲み物やおやつを(朝10時〜夜11時・土日祝は夜10時まで)。
- 動画あり:桃太郎(EF210-366)が目の前を動きます(音あり)。
改札を出て1分。新川崎駅の目の前には、機関車がずらりと並ぶ大きな基地「新鶴見機関区(しんつるみきかんく)」が広がっています。金太郎(EH500)に桃太郎(EF210)、国鉄色のEF65、そして日本にたった4両しかいないレアなディーゼル機関車DE11まで——駅すぐの「交通広場」から、屋根つきのデッキで見放題。ベビーカーでも上がれて、雨の日でも大丈夫。子鉄親子で行ってきたので、見どころと回り方を写真と動画で紹介します。

ホームに降りた瞬間から、線路がいっぱい。改札を出る前から気分が上がります。

駅の通路からも、木々の向こうに最初の1台。青い車体は桃太郎(EF210)。「デッキに上がると、もっとすごいよ」——ここからが本番です。
駅すぐの歩行者デッキ「鹿島田こ線歩道橋」とは(屋根つき・ベビーカーOK)
新川崎駅と機関車の基地をつなぐのが、駅すぐの歩行者デッキ「鹿島田こ線歩道橋(かしまだこせんきょう)」です。全長は約123メートル(※2)。大部分がガラス張りで、眼下に広がる新鶴見機関区の貨物列車を、屋根の下からゆっくり見渡せます。エレベーターもあるので、ベビーカーでも段差なしで上がれます。
道案内はかんたん。改札を出たら、崎陽軒(シウマイの売店)が目印。売店を左に進むと「新川崎交通広場」の案内が出てきます。そのまま屋根つきのデッキへ。



デッキから見える機関車たち
デッキに上がると、目の前が全部「新鶴見機関区」。ここはJR貨物の機関車の基地です。川崎市によると、この一帯はかつて「東洋一の規模」といわれた新鶴見操車場があった場所で、1984年に操車場としての役目を終えたあとも、機関区と信号場が残されて今に至ります(※1)。

うれしいのが、機関車を“上から見下ろせる”こと。横からの写真が多い他のスポットと違って、屋根や連結の様子まで見えます。国鉄色のEF65形(2092+2096)の並びは迫力満点です(※4)。

連結の端に見える赤い機関車——実はこれが今回いちばんのレア機。正体は後半でたっぷり紹介します。




【動画・約9秒】桃太郎が目の前で動く
デッキから撮った短い動画です。柵越しなので手すりが少し入りますが、そのぶん臨場感はたっぷり。音ありでどうぞ。
デッキを渡りきったら京急ストア前へ。日本に4両だけのレア機「DE11」
デッキを最後まで渡りきると、正面に京急ストア新川崎店。実はこの店の前が、今回いちばんの特等席です。


赤いディーゼル機関車、DE11形2000番台。これは日本にたった4両(DE11 2001〜2004)しか造られなかった超レア機です。造られた理由がユニークで、住宅地に近い横浜羽沢駅などで貨車を入れ替えるために、足回りを防音スカートで覆い、大型の消音器を備えるなど徹底した防音改造を受けた“静かな機関車”(※3)。2022年の鉄道メディアの記事では、横浜羽沢駅や相模貨物駅とそのまわりで活躍する姿が紹介されています(※3)。私たちが訪れた日も、ここ新鶴見にDE11 2001が停まっていました。
最後は交通広場へ。金太郎・桃太郎を真横から


広場のフェンス沿いまで下りると、金太郎(EH500-54)や桃太郎が真横から間近に見えます。デッキの“俯瞰”とはまた違う迫力です。
コースにすると、デッキで大観覧 → 渡りきって京急ストア前でDE11 → 交通広場で金太郎・桃太郎を間近、の一本道。小さな子連れでも回りやすい流れです。
子連れの実用情報(買い物・持ち物)

デッキを渡りきったところに京急ストア新川崎店があり、飲み物やおやつの買い足しができます。営業時間は朝10時〜夜11時(土日祝は夜10時まで)。暑い日は、帽子や水分を用意していくと安心です。
アクセス・基本情報
駅:JR横須賀線・湘南新宿ライン「新川崎」駅(改札からデッキまで徒歩すぐ)
料金:無料(交通広場・デッキは自由に通行できます)
買い物:京急ストア新川崎店(飲み物・おやつに。デッキを渡ってすぐ)
📍 新川崎駅 から 京急ストア前を経て 新川崎交通広場 までの徒歩コース(合計 約7分・500m)
⚪ 白い丸(2か所)=出発点の新川崎駅 と 経由地の京急ストア新川崎店(レア機DE11の特等席)
🔴 赤いピン=ゴールの新川崎交通広場(金太郎・桃太郎を真横から)
🟣 青紫の点線=徒歩コース(駅からデッキ=鹿島田こ線歩道橋を渡って向かいます)
よくある質問
Q. 雨の日でも見られますか?
A. デッキ(鹿島田こ線歩道橋)は屋根つきなので、雨の日でも濡れずに機関車を見られます。エレベーターもあり、ベビーカーでも上がれます。
Q. どんな機関車が見えますか?
A. JR貨物の新鶴見機関区が目の前なので、金太郎(EH500)・桃太郎(EF210)・国鉄色のEF65形などが見られます。日によって並ぶ顔ぶれは変わります。
Q. レアな機関車は見えますか?
A. 日本に4両だけのDE11形2000番台(DE11 2001〜2004)が見られることがあります。私たちが訪れた日はDE11 2001が停まっていました。京急ストア新川崎店の前あたりが見やすい特等席です。
出典・参考
- ※1 新鶴見機関区・新鶴見操車場の歴史(「東洋一の規模」・1984年の機能廃止)……川崎市「新鶴見操車場」/川崎市「新川崎地区整備事業」
- ※2 鹿島田こ線歩道橋(全長約123メートル・屋根つき・2013年共用開始)……タウンニュース幸区版(2013年10月11日)
- ※3 DE11形2000番台(4両製造・防音改造・横浜羽沢駅などの入換用)……鉄道チャンネル(2022年1月26日のコラム)
- ※4 金太郎(EH500)・桃太郎(EF210)・EF65などの車両名・車番……現地で撮影した車両の実機写真




