桜海老とタコのかき揚げ? 品川駅ホーム「常盤軒」の天玉そば650円が美味しかった

そば処 常盤軒26号 品川駅 かき揚げ天玉そば650円のアイキャッチ画像 旅と風景
そば処 常盤軒26号 品川駅 かき揚げ天玉そば650円のアイキャッチ画像

品川駅で総武線快速・横須賀線のホームに上がると、緑色の暖簾と「そば処」と書かれた看板が目に入ります。そば処 常盤軒26号、品川駅 13・14番線ホーム上にある立ち食いそばのお店です。

ホームの真ん中に佇むこの店は、改札を出ずにそばが食べられる「ホーム上駅そば」の典型。乗換時間で食事を済ませたい乗客に、長く愛されてきた一軒です。

この記事では、2026年4月29日にいただいた「かき揚げ天玉そば 650円」を写真とともにお伝えします。桜海老とタコの入った珍しいかき揚げと、生卵で変わる味の三段変化が楽しめる一杯でした。

🍜 総武線快速ホームに、緑の暖簾「常盤軒」

📌 ホーム床の青い目印が目当て

品川駅 13・14番線ホーム床の青い目印「総武快速線 横須賀線 3号車」

総武線快速・横須賀線(13・14番線)ホームに上がります。ホームの床に青いマーキングがあり、「総武快速線 横須賀線 15両」「3号車」と書かれています。この青ラインを目印に進むと、3号車停車位置あたりに緑色の建屋が見えてきます。

📌 緑の暖簾と「そば処」の看板

そば処 常盤軒26号の店外観(プライバシー保護のため一部処理)
品川駅ホームの「常盤軒 そば処」緑の暖簾(プライバシー保護のため一部処理)

入口の上には緑色の看板で「そば処」、暖簾には大きく「常盤軒 そば処」と書かれています。屋号は「常盤軒」、ホーム上の26号店舗です。

入店すると、店内ではすでに数人の常連客がそばをすすっています。立ち食いそば独特の活気がありながら、ホームの喧騒は不思議と入ってこない。狭くて落ち着く、駅そばらしい空気感です。

🎫 券売機で「かき揚げ天玉そば 650円」を選ぶ

常盤軒の券売機 メニュー一覧 上半分

入口の手前に券売機があります。今回はお店のおすすめポスターに惹かれて、かき揚げ天玉そば 650円を選びました。

常盤軒の券売機 下半分(冷やし系・単品トッピング)

券売機の下段には冷やしメニューや、単品トッピング(130円〜)も並んでいます。お腹に余裕があるときは、玉子やかき揚げを単品で追加するという楽しみ方もできます。

かき揚げ天玉そば 当店おすすめ ポスター

券売機の脇に貼られたポスターには「蕎麦・うどん 当店おすすめ! かき揚げと玉子のダブルなうまさ!」とコピーが入っていて、丸い大きなかき揚げと、生卵が一個。視覚的にもボリュームがしっかり伝わります。

食券を出して、待つこと1〜2分。

🥣 一杯を受け取って、まずはつゆをひと口

常盤軒のかき揚げ天玉そば 650円 俯瞰

湯気の立つ丼が手元に届きます。たっぷりのきざみネギの下に、ふわっと丸く広がるかき揚げ。その横に生卵が一個、半分つゆに沈んで艶やかな黄身が見えています。

🍜 がつんとくる濃厚なかつおだし

濃厚なかつおだしの関東風つゆ

まずはつゆをひと口。濃いめの色から想像する通り、関東風のしっかり辛口。けれど辛さの奥に、がつんとくる濃厚なかつおだしの旨みが効いています。出汁の存在感がしっかりした、満足度の高いつゆです。

🍜 桜海老とタコのかき揚げが珍しい

かき揚げに箸を入れると、衣はサクサクではなくふわもちタイプ。具材を見ると、桜海老らしき小エビと、タコのぶつ切りが入っています。

立ち食いそば屋のかき揚げといえば、玉ねぎ・人参・桜海老あたりが定番ですが、ここのかき揚げにはタコが入っている。これはなかなかお目にかからない組合せで、オーソドックスなかき揚げとは一線を画します。

海老のサクサクとタコのコリコリが、ふわっとした衣の中で食感の対比を作っていて、ひと口ごとに違う表情が出てきます。衣が厚めなのでつゆをよく吸い、半分ほど食べた頃には揚げ油がつゆに溶け出してコクが深まっていきます。

🍜 やや太めのもっちりそば

年季の入ったそば湯がき器

そばはやや太めで、もっちりとした食感。つるっと啜れる細麺ではなく、噛み応えのあるタイプです。濃いめのつゆとよく絡みます。店の片隅では年季の入った湯がき器が湯気を上げていて、「ずっとここでやってきた」という安心感を与えてくれます。

🥚 半分食べたところで、玉子をかき混ぜる

そばを半分ほど食べたところで、丼の右奥に控えていた生卵を箸でかき混ぜます。黄身がとろっとつゆに広がり、白身が薄く広がっていく。濃いめだったつゆが、卵を吸い込んだ瞬間にまろやかになります。

辛口つゆの「がつん」が、ふっと優しい印象に変わる瞬間。

このタイミングで、かき揚げの揚げ油・濃厚なつゆ・とろみのある玉子が、丼の中で混ざり合います。三者が混じったスープを一口すすると、それぞれの個性が消えるのではなく、それぞれの良さが折り重なる感覚。

最初の「濃厚な辛口つゆ」、次の「油でコクを増したつゆ」、最後の「玉子でまろやかになったつゆ」と、一杯のなかで三段階の味変が楽しめます。650円でこの満足感は、駅そばとしてかなり高い部類だと思います。

🪑 カウンターのみ・店内禁煙の小さな店内

常盤軒 店内からホーム側を見る景色

✅ 大人7〜8人で満員のミニサイズ

店内に椅子はなく、壁に沿ったカウンターで立ち食いするスタイルです。カウンターの長さからすると、大人が7〜8人入れば肩がぶつかりそうなサイズ感。混雑時は外で順番待ちが発生することもあります。

常盤軒 店内壁面と空調

店内は全面禁煙。エアコンが付いているので夏冬とも快適に過ごせます。

✅ カウンターに薬味・水・割り箸

カウンターの棚 七味・水・割り箸など

カウンターに、薬味・水・割り箸などが置かれています。

卓上の七味唐辛子 金属容器
卓上のゴマすり器

七味唐辛子は使い込まれた金属容器、ゴマすり器も常備されていて、自分でゴリゴリすって振りかけられます。お好みに合わせて、味を調整できる構成です。

水はガラスコップを取って、ピッチャーから自分で注ぎます。

💡 そのほかのおすすめ:コロッケそば・カレーライス

実は常盤軒の当店一押しはコロッケそば/うどん 550円。店外の壁にも大きく「当店一押し!!」と書かれています。

当店一押し コロッケそば/うどん 550円

そして、そば屋なのにカレーライスも推されています。特製カレーライス 600円、コロッケカレー 730円。

特製カレーライス600円・コロッケカレー730円のポスター

そば屋のカレーは隠れた定番ジャンルで、出汁ベースのつゆを応用したカレーが人気の店も多くあります。今回はそばを目当てに来たので、コロッケそばとカレーは、また次の機会に。

👥 こんな人におすすめ/少し合わないかもしれない人

💡 おすすめしたい方

  • 濃厚なかつおだしのつゆが好きな方
  • 桜海老とタコのかき揚げを食べてみたい方
  • 生卵で味の変化を楽しみたい方
  • 立ち食いそば文化に親しみのある方

💡 少し合わないかもしれない方

  • 細くてつるっとした更科系の蕎麦が好きな方(こちらは太めのもっちり系)
  • 関西風の薄味つゆが好きな方(こちらは濃いめの関東風)
  • ゆっくり座って食べたい方(カウンターのみで立ち食いです)

📍 店舗情報・アクセス・支払い

交通系ICカード読み取り部
紙幣・硬貨の投入口(1万円札・5千円札は使えない)

支払い方法は現金と交通系ICカード(Suica など)の両対応です。1点だけ注意点があり、紙幣は1,000円札と2,000円札のみ。5,000円札と1万円札は使えません。改札外でくずしてから上がってくるか、最初からSuicaで支払う運用がおすすめです。

店名そば処 常盤軒26号
ジャンルそば・うどん
場所JR品川駅 13・14番線ホーム上(総武線快速・横須賀線)
訪問日2026年4月29日
注文かき揚げ天玉そば 650円
当店一押しコロッケそば/うどん 550円
カレー特製カレーライス 600円・コロッケカレー 730円
支払い現金(1,000円札・2,000円札・硬貨)/交通系IC(5,000円札・1万円札は不可)
カウンターのみ・立ち食い・大人7〜8名で満員
店内全面禁煙
薬味七味唐辛子・ゴマすり器(カウンター)
セルフサービス

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