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【入場無料】ホビーセンターカトー東京の楽しみ方|巨大ジオラマ・Nゲージ運転体験・買い物を子連れで【落合南長崎】

HOゲージのレイアウトの転車台と機関庫・屋外の京急デハ268号・KATOロゴ(3枚の合成) 子鉄・鉄道スポット
※3枚の写真を1枚に合成しています(ジオラマ全景・京急の実車・KATOロゴ)

鉄道模型メーカーKATO(関水金属)の直営店「ホビーセンターカトー東京」は、入場無料で巨大ジオラマが見られて、500円以上の買い物をすると、2階でNゲージの運転体験ができる場所です。2026年6月13日(土)の午前中に訪問し、1階の販売フロアから2階の運転体験コーナーまで一通り回ってきました。この記事では、各フロアの見どころと行き方、料金・支払い・撮影のルールを、写真とあわせてまとめます。

結論:入場は無料、店内は撮影OK(掲示あり)。1階に車両が走る巨大レイアウトと販売フロア、大宮駅を再現した静止展示「鉄道のまち大宮」、2階にNゲージ運転体験コーナー・修理受付。運転体験は1階か2階で500円(税込)以上の買い物をするともらえる「運転券」で1回25分、最終受付17:30。営業時間は平日11:00〜20:00、土日祝10:00〜19:00。都営大江戸線「落合南長崎」駅A1出口から徒歩5分で、無料駐車場もあります(店舗西側。満車の場合あり)。

私が実際に行って感じたのは、入場無料でこれだけ楽しめる場所は貴重だということです。館内はバリアフリーでベビーカーでも回れ、2階へはエレベーターで上がれます。全館屋内なので、天気や季節を気にせず楽しめます。私が行ったのは6月の暑い日でしたが、館内は快適でした。雨の日はもちろん、夏の猛暑日や冬の寒い日のお出かけ先にもおすすめです。ジオラマはNゲージだけでなくHOゲージもあり、HOゲージの車両も販売されていました。海外の鉄道模型や、マニアックな車両・部品まで揃っていて、「ないものはないのでは」と思うほどです。

個人的にうれしかったのは、店内が撮影OKなことです。鉄道模型の店や展示には写真不可のところもありますが、ここは入口に、下の写真のとおり「店内撮影OK」の掲示があり、子どもと一緒に気兼ねなく撮れます。

入口にある「店内撮影OK」の掲示
入口にある「店内撮影OK」の掲示

1階:巨大レイアウトと販売フロア

1階は巨大なジオラマと販売フロア、2階はNゲージ運転体験コーナーと修理受付という構成です。

走る電車たち(この店の主役)

まずは33秒のダイジェスト動画をどうぞ。この記事で紹介する巨大レイアウトを、実際に車両が走る様子で見られます。

レイアウトを走る車両のダイジェスト(33秒)

動画は、8つの場面を約4秒ずつ、つないだものです。町なかを走る客車列車から始まり、緑の鉄橋、桜並木、螺旋高架の新幹線、高架を走るブルートレイン、HOゲージの駅、3つの橋が重なる渓谷と続き、高架下を走る電車で終わります。

主役は、車両が走る巨大なジオラマ(鉄道模型では「レイアウト」と呼びます)です。山と渓谷、街とビル群を線路が何重にも囲み、柵越しに大人が覗き込むほどの大きさで、周りが販売フロアになっています。入口近くの螺旋状の高架から、ビルの谷間の高架橋、山あいの鉄橋やトンネル、川と農村、木造駅舎のある町まで、場面が切れ目なくつながっていて、その上を複数の列車が同時に走り続けます。

ホビーセンターカトー東京1階の巨大レイアウトの全体。2階へ上がる階段から見ると、山・渓谷・街を線路が何重にも囲んでいる
2階へ上がる階段から見た巨大レイアウトの全体。山・渓谷・街を線路が何重にも囲みます
柵越しに巨大レイアウトを眺める人たち。右下はNゲージの転車台
柵越しに眺める人たちと比べると大きさが分かります。右下はNゲージの転車台

訪問時に走っていた車両

まず目に入るのが、入口近くの螺旋状の高架を上り下りする北海道新幹線H5系(紫の帯)です。山に巻きつくように2段のレールが敷かれていて、写真ではいちばん下の段に写っています。

ホビーセンターカトー東京1階の巨大レイアウト。入口近くの螺旋状の高架を走る北海道新幹線H5系
入口近くの螺旋状の高架を走る北海道新幹線H5系(紫の帯)
山に巻きつく2段の螺旋高架と、その内側に作られた小さな町
螺旋高架の全景。内側には小さな町が作り込まれています

都市部では、白い高架橋の最上段を、初代新幹線0系が走ります。丸い先頭(通称「団子鼻」)と青い帯は、1964年の東海道新幹線開業時からの姿です。高架橋の下の線路を、南武線のE233系(黄色・オレンジ・茶色の帯)が通ります。高層ビルやトラックまで並ぶ街並みの上を、新旧の車両が行き交う場面です。

白い高架橋の最上段を走る、初代新幹線0系。下の線路には黄色・オレンジ・茶色の帯の電車
ビルの谷間の白い高架橋。最上段を初代新幹線0系が走ります

山あいの区間では、青いトラス橋・赤い橋・緑のトラス橋が重なる渓谷を、京浜東北線のE233系が走っていました。

トンネルの脇の線路にいる京浜東北線のE233系。青いトラス橋・赤い橋・緑のトラス橋が重なる渓谷
青・赤・緑の3つの橋が重なる渓谷。トンネルの脇に京浜東北線のE233系が見えます
赤い橋の上の京浜東北線のE233系と、緑の鉄橋とトンネルのあいだにいる銀色の電車
同じ場所を別の角度から。2本の電車が同時に写っています

踏切もあります。遮断機が下りて自動車が待つ前を、209系(千葉地区の房総色)が通過していきます。桜の木が並ぶ区間では、トンネルの脇を京浜東北線のE233系が走っていました。

遮断機が下りた踏切で自動車が待ち、209系(房総色)が通過する場面
踏切。遮断機・自動車・信号まで作り込まれています。通過するのは209系(房総色)
桜の木が並ぶ区間。奥のトンネルの脇に京浜東北線のE233系、手前に鉄橋がある
桜の木が並ぶ区間。奥のトンネルの脇に京浜東北線のE233系が見えます

細部の作り込みと、階段からの眺め

走る車両だけでなく、風景の作り込みも見どころです。アーチ橋の下には滝が流れています。2階へ上がる階段の途中で、レイアウト全体を見渡せます。

アーチ橋の下に作られた滝
アーチ橋の下の滝
2階へ上がる階段から見た巨大レイアウトの全景。高架橋と街並み
2階へ上がる階段から見た全景

HOゲージのレイアウト(機関車と転車台)

同じ1階には、Nゲージより大きいHOゲージのレイアウトもあります。木造の跨線橋がある駅の側線には、赤い電気機関車EF81、青い寝台客車、緑色のタンク車、茶色の貨車が並び、転車台(ターンテーブル)と機関庫には蒸気機関車が収まっています。

HOゲージのレイアウト。木造の跨線橋がある駅の側線に並ぶ赤いEF81、青い寝台客車、緑色のタンク車
HOゲージのレイアウト。駅の側線に並ぶ赤いEF81と青い寝台客車・タンク車
HOゲージのレイアウト。転車台と機関庫。蒸気機関車が並ぶ
HOゲージのレイアウト。転車台と機関庫。蒸気機関車が収まっています

販売フロア(スターターセット・車両)

レイアウトを見終えて周りに目を向けると、そこが販売フロアです。ガラスケースに車両が並び、値札が付いています。これから始める人向けの「スターターセット」は、訪問時の店頭表示で、E235系山手線が23,760円(税込)でした。

KATO Nゲージ スターターセット E235系山手線(10-004)

KATOのNゲージスターターセット E235系山手線の箱と値札
スターターセット(E235系山手線)。訪問時の店頭表示は23,760円
ガラスケースに並ぶKATOのNゲージ車両と値札
ガラスケースの車両。値札が付いているので予算の目安になります

そのほかの展示(鉄道のまち大宮・ドクターイエロー)

巨大レイアウトとは別に、大宮駅を再現した静止展示「鉄道のまち大宮」があります。こちらは走りませんが、表示札にはE233系7000番台(埼京線)やE5系はやぶさの名前があり、ホームに並ぶ車両を間近で見られます。

大宮駅を再現した静止展示「鉄道のまち大宮」の看板と駅のホーム
「鉄道のまち大宮」(大宮駅を再現した静止展示)。ホームに車両が並びます

訪問時は「ありがとう、923形ドクターイエロー」と題したケース展示があり、KATOのドクターイエロー(T5編成・7両)が並んでいました。店頭表示は、基本セットと増結セット(10-896S+10-897)を合わせた7両編成で27,940円でした。実車のドクターイエロー(T5編成)は、JR西日本の発表で2027年1月に検測運転を終了する予定です(JR西日本 2026年6月22日のニュースリリース)。

KATO 923形3000番台 ドクターイエロー 基本セット(3両・10-896S)

ガラスケースに並ぶKATOのドクターイエロー(923形3000番台・T5編成)
ガラスケースに並ぶKATOのドクターイエロー(T5編成)
『ありがとう、923形ドクターイエロー』と題した説明パネル
『ありがとう、923形ドクターイエロー』の説明パネル。実車の引退にふれた内容です
ガラスケースに展示されたKATOのNゲージ ドクターイエロー
KATOのドクターイエロー。訪問時の店頭表示は7両編成(基本+増結)の合算で27,940円

2階:Nゲージ運転体験コーナーと修理受付

1階を見終えたら2階へ。2階にあるのは、Nゲージ運転体験コーナーと修理受付です。

運転体験コーナー(運転券は500円以上の買い物で)

2階の目玉が運転体験コーナーです。店頭の案内板によると、1階か2階で500円(税込)以上の買い物(修理も含む)をすると「運転券」がもらえ、1回25分、レイアウトで自分の車両を運転できます。車両を持っていなくても、初心者用のレンタル車両が用意されています(公式サイトでは「無料の貸し出し車両」と案内。店頭の掲示では「若干」)。最終受付は17:30(混雑時は早く締め切る場合あり)。

ホビーセンターカトー東京2階の「Nゲージ運転体験コーナー」の看板
2階の運転体験コーナー
「運転券は五百円以上お買上げの方に差し上げております」と書かれた店頭の掲示
運転券の条件は店頭にも掲示されています

修理受付

2階には修理受付カウンター(受付時間は平日11:00〜19:00、土日祝10:00〜19:00)もあります。修理受付の看板には「走らない」「ライトが光らない」「連結できない」といった相談例が書かれていました。

ホビーセンターカトー東京2階の修理受付の看板
修理受付の看板

行き方と駐車場(落合南長崎駅から徒歩5分・無料駐車場あり)

ここからは、お店までの行き方と駐車場です。最寄りは都営大江戸線「落合南長崎」駅で、A1出口から徒歩5分です。西武池袋線「東長崎」駅・西武新宿線「新井薬師前」駅からは徒歩15〜20分。車の場合は店舗西側に無料駐車場があります(店舗西側。満車の場合あり)。住所は東京都新宿区西落合1-24-10、電話は03-3954-2171です。建物のKATOロゴと、屋外に置かれた赤い電車(京急デハ268号)が目印です。

ホビーセンターカトー東京の建物に掲げられたKATOのロゴ看板
建物のKATOロゴが目印
ホビーセンターカトー東京の屋外に展示されている赤い電車、京急デハ268号
屋外に置かれた赤い電車(京急デハ268号)。公式サイトも「赤い電車が目印」と案内しています
ホビーセンターカトー東京の入口のガラス扉
入口。入場は無料です

訪問のコツと実用情報

項目内容(公式サイト・店頭掲示)
入場料無料
営業時間平日11:00〜20:00/土日祝10:00〜19:00(2階の修理受付は19:00まで)
運転体験500円(税込)以上の買い物で「運転券」。1回25分・最終受付17:30・車両持込OK・初心者用レンタル車両あり(若干)
支払い現金・クレジットカード(一括)・IC。QR決済は不可
撮影店内撮影OKの掲示あり。レイアウトの車両には触れない
バリアフリー館内はバリアフリーでベビーカーで回れる。2階へはエレベーター(私の訪問時に確認)
天候全館屋内・天気や季節を気にせず楽しめる
アクセス都営大江戸線 落合南長崎駅A1出口 徒歩5分/無料駐車場(店舗西側)
住所・電話東京都新宿区西落合1-24-10/03-3954-2171

レイアウトは柵越しに眺める展示で、手前には「展示走行の車両には手を触れぬようお願いいたします」の掲示があります。小さなお子さんと見るときは、手を伸ばさないように先に伝えておくと安心です。

ホビーセンターカトー東京1階の通路から柵越しに見たNゲージレイアウトの街並みと高架。奥に2階へ上がる階段とガラス張りの壁
1階の通路から柵越しに眺めるレイアウト。奥は2階へ上がる階段
2階のフロア案内。修理受付カウンター・運転体験コーナー・ジオラマ展示・お手洗い
2階のフロア案内。運転体験コーナーの最終受付は17:30

こんな人におすすめ

  • 電車好きのお子さんと、天気や季節を問わず無料で楽しめる屋内スポットを探している方
  • Nゲージを始めたい方(スターターセットの実物を見て、その場で運転体験もできます)
  • 手持ちの車両の修理を相談したい方(2階の修理受付)
  • HOゲージや海外の鉄道模型、マニアックな車両・部品を探している方(私が見た範囲では「ないものはないのでは」という品揃えでした)
  • ベビーカーで出かけたい方、暑い日・寒い日・雨の日に屋内の行き先を探している方(バリアフリー・2階へはエレベーター)
  • レイアウトや車両の写真をたくさん撮りたい方(店内撮影OKの掲示あり。写真不可のところもある中で、ここは安心して撮れます)

まとめ

ホビーセンターカトー東京は鉄道模型メーカーの直営店ですが、「買い物をする店」というより「電車が走る街を見に行く場所」として訪れてほしいスポットです。入場無料で、山も街も渓谷もある巨大レイアウトの上を、新幹線から寝台列車まで何本もの列車が走り続けます。店内は撮影OK、全館屋内でバリアフリー、2階へはエレベーター。雨の日も猛暑の日も寒い日も、電車好きのお子さんを連れて行ける貴重な場所です。

見るだけで終わらないのも、この店のよさです。500円以上の買い物で運転券がもらえ、2階のレイアウトで25分間、自分の手で車両を走らせられます。スターターセットの実物を見てから始められ、走らなくなった車両は修理受付に相談できます。「見る・始める・運転する・直す」が1か所でそろうのは、メーカー直営店ならではだと思います。

落合南長崎駅から徒歩5分、無料駐車場もあります。私はこの日3時間ほど滞在しましたが、1日いても飽きないと思います。電車好きのお子さんと、次の休日のお出かけ先に迷ったら、ぜひ候補に入れてみてください。

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