埼玉・川越の玄関口、東武東上線の川越駅。その下りホーム(池袋駅寄りの方)に、自家製麺の立ち食いそば「文殊(もんじゅ)川越ホーム店」があります。ホームに直結した、電車利用のついでに立ち寄りやすいお店です。
この記事では、2026年5月23日(土)にいただいた「カレーそば」(580円)と「いなり」(130円)を、写真とともにお伝えします。結論から言うと、ここのカレーそばは辛さで攻めるタイプではなく、ハヤシのルーを思わせる甘口で濃厚な一杯でした。

結論:東武東上線・川越駅の下りホーム(池袋駅寄り)にある自家製麺の立ち食いそば「文殊 川越ホーム店」。数あるメニューのひとつ、カレーそば580円は、ハヤシライスのルーのように濃厚で甘口。全然辛くないので、辛いのが苦手な方にはGOOD(辛口好きには物足りないかも)。
店の場所と行き方
営業時間は平日6:00〜23:00/土・日・祝7:00〜21:00(店頭表示)
川越駅 下りホーム、池袋寄りの「文殊」
文殊があるのは、東武東上線・川越駅の下りホーム。池袋駅寄りの方に位置していて、改札を出ずにホーム上で立ち寄れる、駅利用者にはうれしい立地です。緑色の庇(ひさし)に「自家製麺 そば・うどん」と掲げ、三つ巴の朱いロゴと「文殊 monju」の看板が目印です。


水はセルフサービス、店内の様子
水はカウンター脇のウォータークーラーで、自分で紙コップに注ぐセルフ式です。グラスはカウンターに伏せて並べられていて、薬味の七味や割り箸もカウンターに用意されています。


店内に貼られた『立ち食いそば名店100』― 殿堂入りは両国の「文殊」
店内には、学研の「立ち食いそば名店100」というムックの紹介ページが貼られていました。ただし、誌面で殿堂入りの立ち食いそば店として取り上げられているのは、両国駅の近くにある「文殊」で、この川越ホーム店とは別の店舗です(紹介ページの地図も両国を指しています)。とはいえ、同じ「文殊」の名を持つ立ち食いそばが、名店として知られていることがうかがえる一枚でした。

注文したものと実食レビュー
注文は券売機(食券制)
注文は入口の券売機で食券を買う方式です。ボタンには、かけ380円、きつね・たぬき500円、カレー580円、天玉550円、海老天620円…と、立ち食いそばらしい品ぞろえが並びます。今回はこの中から「カレー(そば)580円」と「いなり130円」を選びました。


決済は交通系IC・QRコードOK/5千円・1万円札は両替不可
支払いは現金のほか、交通系ICカード(Suica・PASMOなど)や、PayPay・au PAY・d払い・楽天ペイといったQRコード決済にも幅広く対応しています。立ち食いそばでここまで使えるのは便利です。

ひとつ注意したいのが、券売機に「5千円・1万円の両替は出来ません」というお知らせが貼られていること。高額紙幣しか持っていないと困るので、千円札や小銭、もしくは電子マネー・QR決済を用意しておくと安心です。

カレーそば580円 ― 甘口で濃厚、辛さはほぼなし
注文してから5分ほどで運ばれてきたカレーそばは、濃い茶色のカレーが麺をすっかり覆う一杯。見た目はかなり濃厚で、香りからしてスパイシーな辛口を想像してしまいますが、ひと口いただくと印象は大きく変わりました。

味わいは、辛さで押すカレーそばというより、ハヤシライスのルーを思わせる、甘口で濃厚なタイプ。とろみのあるカレーが極細の麺によく絡みます。全然辛くないので、辛いものが苦手な方にはとても食べやすい一杯だと思います。逆に、ピリッとした辛口のカレーそばを期待していると、少し物足りなく感じるかもしれません。

具は長ネギと薄切りにんじん ― 肉は入っていません
具材は、小口切りの長ネギと、薄くスライスしたにんじんのみ。いわゆる肉カレーのような肉は入っていません。具で食べさせるというより、甘口で濃厚なルーと自家製麺そのものを楽しむ一杯、という印象でした。
つるりと食べやすい自家製の極細麺
そばは極細タイプ。立ち食いそばには太めの麺を出すお店もありますが、文殊は細めでつるりとした口当たりです。濃厚なカレーのルーともよく絡み、最後までするすると食べ進められました。
いなり130円 ― 甘口で、見た目以上に食べごたえ充分
セットでお願いしたいなりは、つやのある油揚げが目を引きます。油揚げもシャリもどちらも甘口の味付けで、ほっとする優しい味わいです。

うれしいのは、シャリの中に桜でんぶと、刻んだ紅しょうがが少々仕込まれていること。ただ、紅しょうがの酸味はほとんど感じず、全体としては甘めの味わい。桜でんぶのやさしい彩りもあって、最後まで飽きずにいただけました。見た目は小ぶりですが、ぎゅっと詰まっていて食べごたえは充分。130円とは思えない満足感でした。

メニューと値段
麺は自家製、つゆは鰹枯節の二番だし
店頭のメニューパネルには「蕎麦は自家製・つゆは鰹枯節(かつおかれぶし)二番だしを使用・無添加」と書かれていました。立ち食いそばながら、麺とつゆに手をかけているお店です。

夏は「冷し胡麻ダレそば」など季節限定メニューも
夏には「冷し胡麻ダレそば」(季節限定)といったメニューも登場するようで、季節ごとの楽しみもありそうです。

こんな人におすすめ/少し合わないかも
おすすめしたい方
- 辛いのが苦手で、甘口・濃厚なカレーそばが好きな方
- 川越駅で温かいそばをゆっくり味わいたい方
- 自家製の極細麺と、鰹だしのつゆを味わいたい方
- 交通系IC・QR決済でスマートに支払いたい方
少し合わないかもしれない方
- 提供まで5分ほどかかるので、1〜2分でサッと済ませたい方
- スパイシーで辛口のカレーそばを期待している方
- 肉などボリュームのある具を求める方(カレーそばの具は長ネギとにんじんのみ)
- 椅子に座ってゆっくり食事をしたい方(立ち食いがメインのため)
まとめ
店舗情報・アクセス・営業時間
| 店名 | 文殊 川越ホーム店 |
| 場所 | 東武東上線 川越駅 下りホーム(池袋駅寄り) |
| 営業時間 | 平日 6:00〜23:00/土・日・祝 7:00〜21:00(店頭表示) |
| 注文方法 | 券売機(食券制) |
| 支払い | 現金・交通系ICカード・QRコード決済(PayPay/au PAY/d払い/楽天ペイ等) ※5千円・1万円札は両替不可 |
| 水 | セルフサービス(ウォータークーラー) |
| 麺・つゆ | 自家製の極細麺/つゆは鰹枯節二番だし使用・無添加(店頭表示) |
| 喫煙 | 店内に喫煙設備は見当たりませんでした(明確な表示は確認できず) |

※ 本記事の価格は2026年5月23日訪問時のものです。最新の価格・営業時間は店舗にてご確認ください。
なお、駅そば4店のカレーそばを横並びで比べた記事もあります。「関東の駅で食べた立ち食いそば食べ比べ|天玉そば・カレーそば・個性派の当たり店【随時更新】」の後半に早見表としてまとめています。
あわせて読みたい駅周辺のそば屋レビュー
綾瀬駅で朝7時オープン・酒処併設の立ち食いそば『稜』|天玉そば620円+いなり100円
神田駅徒歩1分「かめや」670円ランチ|元祖天玉そばといなり寿司
桜海老とタコのかき揚げ? 品川駅ホーム「常盤軒」の天玉そば650円が美味しかった
「そば屋のラーメン」って何? 秋葉原駅・信州そば新田毎で実食レビュー(680円/小袋ニンニク付)
【新宿駅直結】新和そば 紅しょうが天そば実食レビュー|新宿西口の老舗立ち食いそば



