" /> ダイソー220円LED電球で年2000円節約する方法

220円で始める節電生活!ダイソーのLED電球で年間2,000円以上の電気代削減を実現

モノと道具

先日、トイレの電球が切れてしまいました。いつもなら家電量販店へ走るところですが、ふと立ち寄ったダイソーで見つけたのが「LED電球砲弾型40W形相当電球色E17」。

お値段なんと220円(税込)。正直、「この値段で大丈夫?」と半信半疑でしたが、これが思いのほか優秀だったんです。今回は、実際に使ってみて分かった節電効果と、暮らしの中での小さな発見をお伝えします。

電気代の値上がり、実感していませんか?

最近、電気代の請求書を見てため息をついた経験、ありませんか?実は、これには理由があるんです。

資源エネルギー庁によると、東日本大震災以降、電気料金は上昇傾向にあり、2022年度は燃料輸入価格の高騰により大幅に上昇しました。その後、一時的に落ち着いたものの、2025年5月から再生可能エネルギー発電促進賦課金が3円98銭/kWhに値上げされ、月260kWhの使用で年間約1,500円の負担増となっています。

こうした状況の中、私たちができることは何でしょうか。実は、照明をLEDに変えるだけで、手軽に節電ができるんです。

ダイソーのLED電球、実際どれくらいお得?

電気代の差を計算してみました

40W形相当の明るさで比較すると、以下のような違いがあります:

【白熱電球とLED電球の比較】

白熱電球(40W)
・消費電力:36W
・1日8時間使用の年間電気代:約2,800円

ダイソーLED電球(40W形相当)
・消費電力:4.3W
・1日8時間使用の年間電気代:約335円

年間差額:約2,465円の節約!

※電気料金は31円/kWhで計算(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)

つまり、220円のLED電球は、わずか1ヶ月ちょっとで元が取れる計算になります。我が家のように、トイレや廊下など複数箇所を交換すれば、年間で1万円近い節約も夢ではありません。

実際に使ってみて分かった、暮らしの中の変化

白熱電球と変わらない明るさに驚き

正直、220円という価格から「暗いんじゃないか…」と心配していました。でも、実際に取り付けてみると、今まで使っていた白熱電球と遜色ない明るさ。むしろ、くっきりとした光で、トイレの中が明るく感じるほどでした。

すぐに明るくなる快適さ

朝の忙しい時間、トイレの電気をつけたらすぐに明るくなる。これ、地味ですが嬉しい変化でした。蛍光灯のように、じわじわと明るくなるのを待つ必要がありません。

電球交換の手間が激減

LED電球の寿命は約40,000時間。1日8時間使っても約13年間使える計算です。高い場所の電球交換って、正直面倒ですよね。特に年齢を重ねると、脚立に上るのも一苦労。この交換頻度の少なさは、本当にありがたいです。

熱くならないから安心

白熱電球って、消し忘れると熱くなって心配になりませんか?LED電球はほとんど熱を持たないので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心です。火傷の心配もありません。

こんな場所から始めてみませんか?

「いきなり全部替えるのは…」という方も多いはず。そんな時は、まず以下の場所から始めてみるのがおすすめです。

優先順位1位:長時間つけっぱなしの場所

  • リビング:家族が集まる時間が長く、節電効果大
  • 子ども部屋:勉強時間など、長時間使用する
  • 玄関・廊下:防犯のため夜間つけっぱなしにする家庭に

優先順位2位:頻繁にオン・オフする場所

  • トイレ:LED電球は頻繁なスイッチ切り替えにも強い
  • 洗面所:朝晩の身支度で頻繁に使用

優先順位3位:交換が大変な場所

  • 階段:高所作業が危険な場所
  • 吹き抜けの照明:業者に頼むと費用がかかる場所

ダイソーLED電球の取り付け、3つの注意点

1. 口金サイズを確認

今回ご紹介している商品は「E17」タイプ。これは口金(ねじ込む部分)の直径が17mmという意味です。一般的な電球は「E26」(26mm)なので、購入前に必ず確認を。私も最初間違えそうになりました…。

2. 調光器対応ではありません

明るさを調節できる調光器付きの照明には使えません。普通のオン・オフスイッチの照明でお使いください。

3. 密閉器具の確認

お風呂場など、カバーで完全に覆われた照明器具では使用できない場合があります。器具の説明書をご確認ください。

220円の購入費用、いつ取り戻せる?

ダイソーのLED電球(220円)を買った分のお金が、いつ戻ってくるのか具体的に計算してみました。

【購入費用を取り戻すまでの期間】

1日8時間使用の場合
白熱電球との電気代差額:約205円/月
約1.1ヶ月で元が取れます!

1日4時間使用の場合
白熱電球との電気代差額:約103円/月
約2.1ヶ月で元が取れます!

1日2時間使用の場合
白熱電球との電気代差額:約51円/月
約4.3ヶ月で元が取れます!

どんなに使用時間が短くても、半年以内には購入費用を回収できる計算です。これって、すごくないですか?

実は環境にも優しいLED電球

節約だけじゃない、LED電球のもう一つの顔があります。それは環境への配慮

LED電球は消費電力が少ない分、CO2排出量も削減できます。また、長寿命なので廃棄物も減らせます。水銀も含まれていないので、廃棄時の環境負荷も小さいんです。

「エコ」って大げさに考えがちですが、220円の電球を替えるだけでも、立派な環境活動。子どもたちの未来のために、小さな一歩から始められます。

LED電球のちょっとしたデメリットも正直に

良いことばかり書いてきましたが、デメリットもお伝えしておきます。

光の広がり方が違う

LED電球は下方向に光が集中しやすく、部屋全体を均一に照らすのは苦手。ただ、ダイソーの商品は「広配光タイプ180°」なので、この点はかなり改善されています。

色味の好みが分かれる

「電球色」といっても、白熱電球とは微妙に色味が違います。私は慣れましたが、最初は少し違和感があるかもしれません。

初期費用は確かにかかる

220円とはいえ、10個替えれば2,200円。でも、長い目で見れば必ず回収できる投資です。 【画像:ビフォーアフター比較】

まとめ:小さな一歩が、大きな節約につながる

ダイソーの220円LED電球。最初は「安物買いの銭失い?」と心配でしたが、使ってみるとコスパ最強の節電アイテムでした。

消費電力わずか4.3Wで、白熱電球と変わらない明るさを実現。年間2,400円以上の節約は、決して小さくありません。家族4人分のランチ代になりますし、ちょっといいケーキも買えます。何より、「電気代を気にせず使える」という心の余裕が生まれました。

完璧を求めず、まずは1個から。トイレの電球から始めてみませんか?220円の小さな買い物が、きっと暮らしを少し楽にしてくれるはずです。

節電って、意外と簡単。そして、ちょっと楽しい。そんな発見がありました。

商品情報

商品名:LED電球砲弾型40W形相当電球色E17
価格:220円(税込)
販売店:ダイソー
消費電力:4.3W
定格寿命:40,000時間
配光角:180°(広配光タイプ)
口金:E17
調光器:非対応
公式サイト:https://jp.daisonet.com/

※電気料金は地域や契約プランにより異なります。詳しくはご契約の電力会社にお問い合わせください。
※2025年8月時点の情報です。商品の仕様・価格は変更になる場合があります。

タイトルとURLをコピーしました