エアコンの電気代、もっと安くできるって知ってました?
今年の夏も暑いですね。エアコンをつけっぱなしにしている方も多いのではないでしょうか。
そんな中、7月5日に購入したシャープのサーキュレーターPK-S1801-Bが、想像以上に優れものだったので紹介させてください。
「サーキュレーターって本当に効果あるの?」
そう思っている方にこそ読んでいただきたい。1ヶ月使った今、エアコンとの併用で確実に部屋が快適になったと実感しています。
この記事では、PK-S1801-Bの3つの魅力と、効果的な使い方、そして今から購入しても遅くない理由をお伝えします。

シャープ サーキュレーター PK-S1801-Bの基本情報
製品スペック
まずは基本情報から確認しましょう。現在の価格や仕様をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
型番 | PK-S1801-B(アッシュブラック) |
実売価格 | 約22,000円(Amazon、2024年8月時点) |
消費電力 | 最大33W(DCモーター搭載) |
風量調整 | 6段階+リズム風 |
首振り機能 | 左右90度・上下100度 |
適用床面積 | 約30畳 |
サイズ | 幅270×奥行270×高さ365mm |
重量 | 約2.4kg |
価格は発売当初より上がっていますが、それでも性能を考えると十分な価値があります。
他社製品にはない特徴
PK-S1801-Bの最大の特徴は「プラズマクラスターNEXT」搭載という点です。単なる空気循環だけでなく、部屋干しの生乾き臭の抑制効果も期待できます。
また、DCモーター採用により、ACモーター製品と比べて電気代が約1/3に抑えられるのも大きなメリットです。
魅力1:エアコンとの併用で本当に節電できる
サーキュレーターで期待できる節電効果
経済産業省の「省エネ性能カタログ」によると、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から28℃に1℃上げると、年間で電力量が30.24kWh削減され、電気代が約820円節約できるとされています。
環境省のデータでは、夏の冷房使用時に1℃高く設定すれば約13%の節電効果が期待できるとのこと。
つまり、サーキュレーターを使って体感温度を下げることで、エアコンの設定温度を上げても快適に過ごせ、結果的に節電につながるのです。
なぜ体感温度が下がるのか
サーキュレーターが作る「空気の対流」により、以下の効果が生まれます:
- 温度ムラの解消:部屋全体が均一な温度になる
- 体感温度の低下:微風により体感温度が2〜3度下がる
- エアコンの効率向上:冷気が効率的に循環
これらの相乗効果により、設定温度を上げても快適さを保てるのです。

魅力2:外して洗える!清潔を保てる設計
工具不要の簡単メンテナンス
サーキュレーター選びで重要なのが**「メンテナンス性」**です。PK-S1801-Bは、この点が本当に優れています。
【清掃手順】
- 前面パネルをワンタッチで取り外し
- パネルとファンガードを水洗い
- 乾燥後に装着
たったこれだけです。ドライバー不要、ネジもないので、誰でも簡単にできます。
メンテナンスの重要性
サーキュレーターの最大の敵は「ホコリ」です。どんなに高性能でも、ホコリが詰まれば風量は落ち、電気代も上がります。
月1回の簡単な水洗いで、購入時の性能を維持できるのは大きなメリットです。長く使い続けることを考えると、この機能は本当にありがたいですね。
魅力3:静音性が高く24時間使える
DCモーターならではの静かさ
PK-S1801-BのDCモーターは、驚くほど静かです。
- 弱風モード:ほぼ無音レベル
- 中風モード:そよ風程度
- おやすみモード:寝息より静か
サーキュレーターは基本的に24時間つけっぱなしで使うものなので、この静音性は本当に重要です。テレビを見ていても、在宅ワーク中でも、音が気になることはありません。
効果的な風の送り方:プロ推奨の配置方法
基本の配置ルール
サーキュレーターの効果を最大化するには、エアコンの対角線上に置くのが基本です。
これは多くの家電メーカーや空調の専門家が推奨している配置方法で、エアコンから出た冷気を部屋全体に効率的に拡散させることができます。
【画像:エアコンとの理想的な配置図】
詳しい配置方法については、以下の信頼できる情報源も参考にしてください:
時間帯別の使い分け
【日中の設定】
- 向き:エアコンに向けて
- 風量:中〜強
- 効果:冷気を部屋全体に拡散
【就寝時の設定】
- 向き:壁に向けて間接送風
- モード:おやすみモード
- タイマー:お好みで設定
今から購入しても遅くない理由
残暑はまだまだ続く
気象庁の3か月予報によると、9月から10月にかけて全国的に平年より気温が高い見込みです。
日本気象協会の予測では、東京の場合:
- 最高気温が30℃を下回るのは9月中旬以降
- 本格的に涼しくなるのは9月下旬頃から
つまり、今購入しても最低2ヶ月は確実に活躍します。
年間を通して使える
サーキュレーターは夏だけの家電ではありません。

- 秋:部屋干しの乾燥時間短縮
- 冬:暖房効率UP(暖気を循環)
- 春:花粉対策(プラズマクラスター効果)
- 梅雨:除湿機との併用でカビ対策

よくある質問
Q:エアコンなしでサーキュレーターだけで涼しくなりますか?
A:残念ながら、サーキュレーター単体では室温を下げることはできません。あくまでも空気を循環させる装置です。ただし、朝晩の涼しい時間帯は、窓を開けて外気を取り込むことで、エアコンなしでも快適に過ごせます。
Q:音はうるさくないですか?
A:DCモーター採用で非常に静かです。おやすみモードなら、寝室でも気になりません。
Q:他の製品と比べて高くないですか?
A:確かに22,000円は決して安くありません。しかし、DCモーターで電気代が安く、メンテナンスが簡単で長く使えることを考えると、長期的にはお得だと思います。
まとめ:快適と節約を両立する賢い選択
シャープのサーキュレーターPK-S1801-Bを1ヶ月使用した感想をまとめます。
【実感した3つのメリット】
- エアコンとの併用で確実に快適になる
- 外して洗えるから清潔を保てる
- 静音性が高く24時間使える
価格は22,000円と決して安くはありませんが、省エネ性能とメンテナンスのしやすさを考えると、十分に価値のある投資だと感じています。
まだまだ暑い日が続きます。エアコンの効きを良くしたい、電気代を少しでも節約したいという方は、ぜひサーキュレーターとの併用を検討してみてください。
快適な室温と節約の両立。それを実現してくれるPK-S1801-Bは、我が家の夏の必需品となりました。